衣類を作るのに欠かせない素材を紹介します
皆さんは普段、どのように服を仕入れていますか?
国内、海外、オンライン、オフライン、個人、仲介…
たくさんの方法がありますが、どれが最適かは仕入れ目的にもよりますよね。
何を大切にして仕入れるかによって自身のショップへの効果が変わります。
その効果は、商品の質として表れることもあればコストの違いが生まれることもあります。
今回の記事では、仕入れ方法によってどのような特徴や違いがあるのかを紹介したいと思います!
オンライン編
近年人気が上昇し止まらないのはインターネット上での仕入れ方法です。
〈オンライン全般〉
メリット
- 一度に多くのブランド・アイテムを調べることができるので、効率がいい
- 距離的な制約がなく、出品されたらすぐに仕入れができる
- 店舗まで足を運ぶ必要がなく、何処でも仕入れができる
デメリット
- 直接取引出来ないため信頼関係が構築しづらい
- 品質を自分の目で確認できない
オンラインの利点はなんといってもどこからでも自由に効率良く仕入れられることです。
しかし上記のようなデメリットも存在します。
対面での取り引きではないため信頼できる仕入れ先を見つけることや、詳細な情報を確認したり、可能な場合はサンプル注文などで実物を見た上で仕入れるなどといった工夫によってリスクが軽減できるかもしれません。
①フリマアプリ
オンラインの中でもメルカリやラクマなどといったサービスに代表される、スマホで簡単に検索・購入が出来るフリマアプリ。
メリット
- 掘り出し物を見つけられる可能性がある
デメリット
- 個人間でトラブル発生の可能性がある
趣味や副業で出品する利用者が多数なので、タイミングが合えば掘り出し物を発見できることもあります!
その一方で、ビジネスではなく個人間のやり取りであるためトラブルの可能性があるのは不安の種となるかもしれません。
なるべく丁寧で迅速なやり取りを心がけることでトラブル発生の可能性は低減されます!
②モール型ECサイト
モール型ECサイトとはAmazonや楽天市場のように、多くの店舗が一つのサイトの中に結集しているものです。
メリット
- モールの信用による安心感がある
- サイト内での店舗同士の比較検討が可能
- モールのセールで安く仕入れられる
デメリット
- 一般消費者の価格帯である
モール型ECサイトで仕入れるメリットは、ビッグネームのモールであれば信用があることです。
トラブルなどがあれば問い合わせ可能なため、安心して仕入れることができます。
なお、一般ユーザー用のモールであるため価格は当然消費者向けのものとなっています。
スペシャルセールなどを活用してお得に仕入れられるタイミングを狙いましょう。
③仕入れサイト
アパレル仕入れサイトとは、一般消費者向けではなく、BtoBのビジネス間取引として「仕入れる」ために設けられているサイトです。
その中でもスマセルの特徴的な点は、個人事業主など個人に近い方でもこのBtoBの仕入れサイトを利用できる点にあります。
通常であれば、小売店などの販売業者はメーカーや卸問屋などから直接仕入れを行いますが、個人事業主など個人に近い方はメーカーなどと直取引をすることが難しいです。
そこでスマセルのような仲介サイトを活用することによって卸価格での取引が出来る仕組みになっています。
メリット
- サプライヤーと卸価格での取引が可能
- 店舗やブランドごとに契約する必要が無い
デメリット
- 審査を通過する必要がある
一方で、ほとんどの仕入れサイトは仕入れを行うに当たってのユーザー登録が不可欠となっています。
これは、ビジネスパーソン同士の取引の質を保障するために導入されているため、審査に通過しサイトを利用する際には、ビジネスであるという意識を持って取り引きに臨む必要があるということですね!
オフライン編
インターネットの普及により便利な世の中になりましたが、対面での仕入れも目的によってはまだまだ活用できます。
〈オフライン全般〉
メリット
- 実際に商品を見ることができる
- 信頼関係を築きやすい
デメリット
- 対面で取引する時間や手間がかかる
- 個人で量とブランドの種類を仕入れるには限界がある
オフラインのメリットはやはり、直接関係者と会い、商材を見ることが出来る点ではないでしょうか。
ただし、仕入れ先までの交通費や自身の労力もコストとして計上した上で仕入れ先を選定しなければ赤字になってしまうこともあるので要注意です。
見ずに仕入れて後悔するよりは足を運んで自分の目で選定したい、という方にはオフラインがおすすめです。
①現金問屋
現金問屋とは商材を仕入れて再販している業者のことです。国内であれば問屋街や商店街に赴くことで仕入れることが可能です。
メリット
- 安心感がある
- 即日購入で手に入れられる
デメリット
- 他店舗と被る可能性がある
- 会員制のため、会員になる必要がある
現金問屋は人と会って直接選定した商品を仕入れることへの安心感があります。
海外では言葉が通じないこともありますが、国内であれば条件の交渉も自分で出来るので心配無いですよね。
なお、現金問屋で仕入れる際は基本的に会員制のため、会員になる必要があります。
また、他店舗と被っているかもしれない商品であることを承知した上で仕入れることが大切となってきます。
②展示会
メーカーが自社商品を展示し、卸問屋や小売業の方に紹介するためのイベントが展示会です。
複数メーカーが一緒になって開催する合同展示会や、メーカーごとに開催する個別の展示会があります。
メリット
- まだ出回っていない商品が手に入れられる
- その場で交渉や契約が可能
デメリット
- 業界に繋がりが無いと利用できないものもある
- 納品まで時間がかかる
展示会で展示されている商品はメーカーの新商品である場合が多いため、一般卸よりも早く手に入れることが可能です。
その場でメーカーと話せるため、契約前に条件の確認が出来ることもプラスですね。
注意点としては、展示会で必ずしも契約に繋がるわけではないことや、業界への繋がりが無いと参加できない場合もあることです。
また、展示会では製品サンプルのみを展示している場合が多く、その場で商品を仕入れることが難しいので、納品まで時間を要することを念頭に入れておく必要があります。
③海外現地仕入れ
海外で現地仕入れを行う場合は、海外のアウトレットや見本市、現地雑貨店へ赴き買い付けを行います。
メリット
- 国内より低価格で手に入る場合が多い
- 国内には無いバリエーションがある
デメリット
- 送料や関税の費用がかかる
- 文化や言葉のコミュニケーションの差異によって、買い付け・交渉の難易度が上がる
海外の商材は、国や地域ごとの特色があり国内では手に入れられないような商品も見つけられる可能性があります。
また、物価の違いにより国内より低価格で仕入れられることもあります。
海外から仕入れる場合は送料や関税などといった経費が大きいため事前に計算しておくことが望ましいです。
また、文化の違いなどにより仕入れの難易度が高くなることもあるので、事前の情報収集を入念に行ったり、ツアーや通訳サービスを活用することなどを検討してもいいでしょう。
まとめ
今回はアパレル仕入れ先ごとの特徴を、メリットとデメリットを比較する形でお伝えしました。
それぞれ、皆さんのライフスタイルや販売の仕方に合った仕入れ方法に取り組んでみてください!
自身の店舗に新しいブランドを手軽に増やしていきたい。個人での仕入先開拓が難しい。副業でも手軽に出来る仕入れ先がほしい。といった方にはスマセルがおすすめです!