繊維・アパレル・ファッション業界の在庫処分・廃棄問題にSDGs視点で取り組む、アパレル卸売・仕入れサイト「SMASELL(スマセル)」のブログメディア

在庫ができる原因・適正な在庫管理のメリット

在庫ができる原因・適正な在庫管理のメリット

在庫ができる原因を一度しっかり考えてみましょう。一般的に、在庫が生み出されるのには4つの要因があります。

在庫ができる原因

1.入庫

商社や問屋、紡績メーカーから原材料を調達し、加工して製品に仕上げる間に“仕掛品”という在庫が必ず出てきます。受注生産であれば在庫を極限まで減らすことは可能ですが、この仕掛品はどうしても発生してしまうため、製造リードタイムを短くするなどの工夫が必要です。

2.需要とのアンマッチ

予測していた需要と実際の需要数のズレによって、在庫は生まれます。予測の精度を高めるためには、販売先や小売店から情報を提供してもらい、それをもとに生産計画を立てたり、国や自治体の統計資料を分析して予測を立てたりすることが大切です。もちろん、消費者に直接アンケートをとったり、市場の動向を調査する専門会社に依頼したりする方法も有効です。

3.アクションの結果

在庫が発生するのは「販売先が情報をくれないから」「多品種少量生産だから」といった理由ではなく、企業のあらゆるアクションの結果です。そして一度発生した在庫は、再びアクションを起こさない限り無くなりません。余剰在庫の原因を追求すると同時に、新たな改善策が必要です。

4.保管や停滞

在庫は流れが停滞したところに発生するものです。生地や付属等のパーツが納入されてからすぐに、生産へと着手できれば、部品在庫が発生することはありません。その上、製造リードタイムを短くすることで仕掛品在庫も減少します。商社・問屋・アパレルから生地や製品などを仕入れ、その後の流れを止めない工夫こそ、余剰在庫を作らない鍵と言えるのです。

在庫管理の問題点

モノのインフレが進む現代では、一昔前よりも商品が売りづらくなり、余剰在庫を抱える企業様は増えてきました。適切な在庫を持つことは、販売機会を見逃さない点ではメリットですが、不適切な在庫はデメリットもいくつか発生してしまいます。

在庫管理が抱えるデメリットとは?

1.キャッシュフローが悪くなる

在庫は動かなければ現金化することはありません。しかし、経営には様々なお金が必要です。その時にお金が回らない状態では、経営が悪化していく一方なのです。

2.管理のコストがかかる

大量の在庫を保管するのにかかる倉庫代、棚卸しで必要となる人件費などは、在庫数に比例して高くなります。管理コストの面から考えても、必要以上の在庫が発生するのはデメリットでしかありません。

3.経年劣化が起きやすくなる

アパレルに用いる素材は、どんなものでも時間が経つと品質も劣化してしまいます。在庫を多く抱えてしまうと、お客様のもとへ届く間に経年劣化が起きやすくなるため、在庫処分を検討せざるを得ません。万が一、品質低下によるリコールが出ると、その対応にコストがかさむことも考えられます。

4.生産性が下がりさらに在庫が増える

在庫の先入れ先出しに時間がかかったり、大量に保管してある材料の中から必要なものを探すのに手間取ったり、生産性の低下も考えられます。また、常に在庫があることに慣れ、適正在庫が保てなくなると、さらに在庫を増やしてしまう悪循環に陥りやすくなります。

在庫回転期間について

在庫回転期間を把握していますか?

所有している商品の在庫回転期間を把握することは、適正な在庫を維持する上で欠かせないことです。そもそも在庫回転期間とは、商品を仕入れて売れるまでの期間のことです。この期間が長くなる程、商品の売れ行きは芳しくないため、デッドストックになる可能性が高いと言えます。

定期的に商品の在庫回転期間を確認し、それを基に仕入れの数を調整することで、デッドストックの量を抑えることができます。

在庫管理を行うメリット

適正な在庫管理を行うとどんなメリットがあるの?

在庫管理は、企業の経営にも関係する重要なポイントです。こちらでは、適正な在庫管理を行うことで得られるメリットをいくつか紹介いたします。

1.管理費が削減できる

必要な商品を探し出す作業や商品の入れ替え、棚卸しがしやすくなるため、時間と人員を費やす必要がなくなります。すると、倉庫の光熱費や減価償却費なども抑えられるため、適正な在庫管理をするほど管理費も下がります。

2.安定した品質が保てる

アパレル製品は何年も使い続けられるものですから、在庫管理をきちんと行えば、適度に商品が入れ替わるため、保管日数が減り商品の劣化を抑えることで品質の安定にも繋がります。

在庫管理を行うメリット

 

アパレルの在庫処分をSMASELL(スマセル)で行えば環境保護にも役立つ

アパレルの在庫処分に関する問題は、地球温暖化にも関わる大きな問題です。リユースやリサイクルの考えが広まり、家庭ごみの量はピーク時よりも減少しています。しかし、アパレルのリユースやリサイクルはまだまだ普及していません。

その理由の一つに、リサイクルコストがあります。日本では、リサイクルコストよりも廃棄した場合のコストのほうが安いため、在庫の半分以上が廃棄されている状況です。

手軽に出品できるSMASELL(スマセル)をご利用いただくことで、あまりコストをかけずに在庫を売ることができます。この取り組みは、アパレルの廃棄量を大幅に削減するだけでなく、企業間で在庫をシェアをできますので、未来の地球を守るためにも、ぜひ出品をご検討ください。

No More Waste!

CTA-IMAGE 年間 8000 万トンの繊維製品が廃棄処分されている事実を知り、企業の抱える在庫を廃棄ではなくグローバルにシェアすることで、人類の未来のために持続可能な循環型社会を創造したい。そんな想いから、「在庫を必要とする企業」と「処分したい企業」のマッチングプラットフォームとして、スマセルは誕生しました。

●「ガイアの夜明け」「ルソンの壺」で放映
● 2018年日経優秀製品・サービス賞 優秀賞日経産業新聞賞
● 循環型社会形成推進功労者環境大臣表彰受賞

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