今回は、トレンドを取り入れた子供服で人気を集めるキッズブランドBRANSHES(ブランシェス)の高見様、木下様にインタビュー。
ブランドに込められた想いから、ものづくりへのこだわり、子どもたちの未来に感動できる海を残すためのプロジェクトまで、詳しくお話しを伺いしました。ぜひご覧になってください!
ブランドに込められた想い
“旬”を取り入れたキッズブランド
BRANSHES(ブランシェス)は、2009年に設立されたキッズブランドで、現在ショッピングモールを中心に、関東から九州まで、計58店舗を展開しております。
「親世代の“旬”を敏感に取り入れたキッズブランドへ。」をブランドコンセプトとしており、男の子・女の子ともにオリジナルファブリックにこだわり、デザインだけでなくテクスチャーやマテリアルにもトレンドを取り入れたキッズブランドです。
子供の可能性を大切に
実は、BRANSHES(ブランシェス)というブランド名は造語なんです。「ブランシェス」の語源はフランス語で白を意味するブランシェ(blanche)。子供の無垢で真っ白な心を、そのまますくすくと育んでいけるようなブランドでありたいという想いから名付けました。
わたしたちはこどもたちの明るい未来のために、貢献していくブランドであり続けたいという想いが込められています。
ものづくりへのこだわり
トレンドに沿ったデザインを
商品を企画する際は、店舗のスタッフやEC事業部などの意見を参考に、シーズン毎にトレンドを踏まえてコンセプトやテーマなどを決めてからデザインすることで、統一感のある世界観を作り上げています。レディースのトレンドが翌年キッズのトレンドになる場合が多いので、テイストに合ったレディース雑誌を熟読するなど、トレンドを常にキャッチできるよう心掛けています。
高品質の商品をお届け
お伝えしてきた通り、デザイン性も大切にしていますが、お子さまに安心して着用頂くために、品質にも妥協していません。そのために弊社では、厳格な品質基準を設定し、製法や素材を工夫しながら質の高い商品が生産できる体制を整えています。
それでも、時にはお客さまから商品に関する改善を求め、お声を頂くこともあります。これらは私たちにとってとても有難いことで、意見を受け入れ商品の素材や製法を改善することによって、より良い商品をお届けすることにつながっています。
お求めやすい価格でご提供
洋服を作る際、まず商品を企画し、デザイナーが制作したデザイン画、パタンナーが作ったパターン(製図)をもとに、中国をはじめとした海外の製造工場や国内商社に生産を依頼し、コストや数量、納期を調整していきます。
私たちは、この生産体制全体を商品の豊富な知識を持つ、調整能力の高い管理担当者がうまくやりくりすることによって、デザイン性に優れた商品をご提供できています。
子供目線で機能性も重視
大人に比べ身体を動かす機会が多いお子さまにとって、着心地や着脱のしやすさなどといった機能性はとても大切。そういった観点からも、ときには取引先に素材や製法について質問を重ねることもあります。
このような学びを繰り返し、機能的なお洋服をお届けすることで、親御さま、お子さまにとっての暮らしの充実に繋がっていれば大変嬉しく思います。
必要な分だけを生産
弊社は、実績があり安心できる工場でものづくりを行っているので、B品自体があまりでないのが特徴です。
また、現場から必要な在庫量を定期的に確認したり、去年の消化率をはじめとした数値的なデータを分析するなど、現場の声とデジタルを駆使して、過剰生産を防ぐよう全力を尽くしています。
多岐にわたるCSR活動
サンゴ礁再生活動
沖縄のサンゴ礁は、地球温暖化や水質汚染などによって次々と失われており「絶滅危機」にランクされています。さらに、サンゴ礁の破壊は沖縄に限らず地球規模で進んでいます。
サンゴ礁には全海洋生物の四分の一が生息していると言われており、地球温暖化の原因であるCO2を吸収する力があります。つまりサンゴは海にとって、地球にとって、なくてはならない存在なのです。そこで弊社では、社会貢献活動の一環として、サンゴを守る活動をしています。
具体的には「オリジナルハンドタオル」の売上の10%を「(有)海の種」へ寄付し、沖縄の海へサンゴを植える活動を支援しています。また、社内ボランティアで沖縄の海に潜ってサンゴを植える活動等も実施しています。
2021年2月時点で、「ブランシェスオリジナルハンドタオル」を通じて植樹されたサンゴは180株、社内ボランティアを通じて植樹されたサンゴ(サンゴ苗作り含む)は88株にも及びます。また、2018年には国際サンゴ礁年オフシャルサポーターにも任命して頂きました。
ウミガメ保護活動を実施
海を漂うプラスチックの問題は年々深刻化しており、死んでしまったイルカや、カメ、クジラなど、お腹を開いてみたら人間が捨てたゴミだらけのニュースが後を絶ちません。
何気なく捨てたゴミが、可愛い海ガメたちのような、海の生き物を殺す原因になっていること、人間の捨てたゴミは最終的には人間に戻ってくる事をキモに銘じて、私たちは脱プラを心がけています。
弊社では、2019年から販売しているエコバッグ売上の10%をウミガメ等、海洋生物を保護している、認定NPO法人「エバーラスティングネイチャー」への寄付を行っております。第1回目の寄付は2020年9月に121,700円、2回目は2021年9月30日に販売したエコバック売上の10%にあたる57,200円を寄付させて頂きました。
おのくんプロジェクト
「おのくん」は、東日本大震災で被災され、宮城県東松島市の小野駅前応急仮設住宅で暮らしていたお母さんたちが、復興を願って作ったチャリティーソックスモンキー(靴下で作ったおサルさん)です。
その素朴な可愛さに惚れ込んだお母さんたちが、おのくんをひとつひとつ手縫いしています。購入してくれた人を「里親さん」と呼び、東松島を知ってほしい、来てみてほしいという想いが込められています。
2021年は、おのくん用の服飾雑貨を、ブランシェスの靴下でできた「おのくん」と共にオンラインショップ限定で特別販売を実施しました。今年は、おのくんとブランシェスくまさんが、地球を守るイメージでデザインした”おのくん×ブランシェス”コラボTシャツを販売。大人、子供サイズのTシャツはリサイクル素材を使用しているので、環境にも優しくSDGsにも貢献できる商品となっております。
ごみゼロを目指すクリーン活動
5月30日は5(ご)3(み)0(ゼロ)の語呂合わせにちなんで、「ごみゼロの日」とされています。本社では、毎月周辺のクリーン活動を実施しております。コロナ禍で実施できない時期もありましたが、今年はいつもよりたくさんの方が参加してくれました。
街に落ちているごみは、雨が降れば排水溝→川→海へと流れていきます。そして海へ流れついたゴミを魚などが食べて、最終的には自分たち人間のもとへ戻ってきます。海に流れつく前に食い止めるべく、今後もクリーン活動を継続していきたいと考えています。
ゴールドリボン・ネットワークへ寄付
また、弊社では従業員と会社が協力し、小児がんの子どもたちが安心して笑顔で生活できる社会の創造に向けて活動している認定NPO法人ゴールドリボン・ネットワークへの寄付を行っています。
また店舗スタッフは、ゴールドリボンバッジを身に付けて勤務しており、お客さまへの認知拡大の取り組みを行っています。微力ですが今後もこの活動を応援してまいります。
発足するプロジェクトの数々
弊社はやってみたいことや、やるべきだと感じたことを上下関係なく自由に意見できる、風通しのいい社風です。社員同士、顔を合わせコミュニケーションを取る機会も多いので、今までに様々なプロジェクトが発足してきました。
例えばお客さま目線を大切にし続けるため、部署をまたいで意見を出し合う場を設けたり、若手のメンバーで新規事業を発足させるチームを作ったり、これからもこういったプロジェクトをどんどん立ち上げ、より良い会社にしていきたいと考えています。
SMASELL(スマセル)との出会い
「ガイアの夜明け」を見て、SMASELL(スマセル)の取り組みは存じ上げていましたが、コロナ禍で予想外の在庫に困っているところ、ちょうど営業のお電話を頂いて、出品を決意しました。循環させることで廃棄を減らしていく取り組みを、この規模で実行に移されているのは単純にすごいなと思いました。
アパレル業界が抱える大量廃棄問題は、販売機会を失いたくないという背景や、今のシステム上やむを得ない部分があるのが事実です。
しかし、企画から生産まで、作り手の想いや努力を考えると、とても悲しいことだと思うので、アパレル業界一丸となって課題解決に取り組んでいけたらいいですね。
BRANSHES(ブランシェス)の商品はこちら
袖フリル半袖ワンピース
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ハーフパンツ
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袖フリル半袖Tシャツ
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ヴィンテー風ロゴ半袖Tシャツ
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グラフィック半袖Tシャツ
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ハ半袖パジャマセット
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お得に買って、地球を守る。
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