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環境省「デジタル技術を活用した脱炭素型2Rビジネスの効果実証」においてみずほリサーチ&テクノロジーズと連携

サスティナブルアウトレットモールSMASELL(スマセル)を運営する私たちウィファブリックは、みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社が受託した環境省の「デジタル技術を活用した脱炭素型2Rビジネス構築等促進に関する実証・検証委託業務」において連携しました。
私たちは今後も、脱炭素社会の実現や資源循環に向けた取り組みを進めてまいります。
※2R ビジネス:リユース・リデュース・リファービッシュ・リマニュファクチャリング・シェアリング・サブスクリプション等を示す

▼「デジタル技術を活用した脱炭素型2Rビジネスの効果実証」とは

脱炭素化に資するデジタル技術を活用した効果的な2R型ビジネスの普及展開方策についての検討の一環として、デジタル技術を活用した脱炭素型2Rビジネスの効果を検証するために行われた実証(デジタル技術活用効果実証)です。この実証は、2Rビジネスにデジタル技術を活用している先駆的な企業からの必要なデータ提供等の協力により、環境省より委託を受けたみずほリサーチ&テクノロジーズが効果を検証いたしました。

▼ウィファブリック参画の経緯

アパレル産業は、製造にかかるエネルギー使用量やライフサイクルの短さなどから環境負荷が非常に大きい産業と指摘されており、国際的な課題となっています。衣服の生産から着用、廃棄に至るまで環境負荷を考慮したサスティナブル(持続可能)なファッションへの取り組みは近年急速に拡がっていますが、日本においては、そのような取り組みはまだ限定的なのが現状です。
年間でグローバルに廃棄されている衣類は、およそ228億着(針葉樹19億本が年間で吸収するCO2を排出)、また、全生産量の約半数が一度も袖を通さずに廃棄されていると言われています。流行に敏感でなくてはならない業界ならではの負の部分に疑問を持ち、その状況をなんとかしたいという思いから当事業を開始するに至りました。
ウィファブリックは、ファッションの廃棄ロスを無くすため、自社で展開する「サスティナブルアウトレットモールSMASELL(スマセル)」で、デッドストックを中心としたアウトレット商品(キャリー品・サンプル品・B品含む)など約2500ブランド・10万アイテム以上の商品のほとんどを常時50〜80%OFFのアウトレット価格で販売しており、オンライン上でこれまで接触することが出来なかった出店企業と購入ユーザーをつなげることで、『廃棄のない循環型社会』を目指しています。

そんな中ウィファブリックは、そのビジネスモデルの先駆性や社会課題の解決等の観点から本実証実験の趣旨に合致するとの評価を受け、本実証に協力することとなりました。

<SMASELL(スマセル)事業ポイント>

・SMASELL(スマセル)は、出店費用の削減や在庫処分時のブランド価値の保護といったブランド企業が抱える課題解決にも貢献している。
※オンラインアウトレットモールであるため、実店舗の出店時に必要となる出店費用や物流費、人件費を大幅に削減できる。
※出店時に販売条件をつけることで、条件に合ったユーザーに対してのみ販売可能であり、ブランド価値の保護にも貢献

・SMASELL(スマセル)に出店される商品の多くは、ユーザー購入時に出店企業からユーザーへ直接配送される。仮に売れ残った場合でもSMASELL(スマセル)が一括買取を行い、全ての商品を売り切ることで在庫消化率100%を達成している。

・環境への貢献もアピールしており、①購入時の各商品のCO2削減量(廃棄を回避したことによる削減量)の表示、②店頭における不要になった古着回収ボックスの整備、③一部売上の環境保全団体への寄付、の3つの柱を掲げている。

▼実証結果について:脱炭素、資源循環面それぞれで50%以上の削減が期待される結果に

※以下、 環境省(2022)「令和3年度デジタル技術を活用した脱炭素型2R ビジネス構築等促進に関する実証・検証委託業務 報告書」より

【「売れ残り回避」について、事業における環境面の効果】

<脱炭素面の効果>
脱炭素型2Rビジネスシナリオでは、ベースラインシナリオと比べ、約50%のCO2排出量が削減できると試算されました。原料調達と生産段階(紡績〜縫製)のCO2排出量の影響を緩和させ、余剰な製品の生産を抑制できる脱炭素型2R型ビジネスシナリオでは、CO2削減効果が期待されることがわかりました。

<資源循環面の効果>
売れ残った繊維製品(新品)の廃棄回避をすると共に、余剰な製品の製品を抑制できることで、脱炭素型ビジネスシナリオはベースラインシナリオより約50%の廃棄物排出を削減できると試算されました。

<算定条件>
・活動量となる各商品の重量と素材構成(綿・羊毛・ポリエステル)はウィファブリック提供データ(商品分類別の代表値)を用いた。
・原単位となる原料調達及び生産段階のプロセスデータは、経済産業省(2003)「繊維製品(衣料品)のLCA調査報告書 資料編」の値を用いた流通段階の輸送のCO2排出係数は宅配便1件あたりのCO2係数を用いた。廃棄段階のCO2排出量については、各素材の焼却時のCO2排出を想定し、ウィファブリック提供データを用いた。
・なお、本来ベースラインシナリオの生産量は日本全体の総需要を考慮して設定することが望ましいが、簡単であるため、2倍の生産が行われると仮定した。

【「リユース」について、事業における環境面の効果】

<脱炭素面の効果>
脱炭素型2Rビジネスシナリオでは、ベースラインシナリオと比べ、約60%のCO2排出量が削減できると試算されました。原料調達と生産段階(紡績〜縫製)のCO2排出量の影響を緩和させ、余剰な製品の生産を抑制できる脱炭素型2R型ビジネスシナリオでは、CO2削減効果が期待されることがわかりました。

<資源循環面の効果>
売れ残った繊維製品(中古品)の廃棄回避をすると共に、余剰な製品の製品を抑制できることで、脱炭素型ビジネスシナリオはベースラインシナリオより約60%の廃棄物排出を削減できると試算されました。

<算定条件>
・新品に対する古着の残余寿命は60%と仮定し、ベースラインシナリオでは2.5倍の生産が行われると想定した。
・活動量となる各商品の重量と素材構成(綿・羊毛・ポリエステル)はウィファブリック提供データ(商品分類別の代表値)を用いた。
・原単位となる原料調達及び生産段階のプロセスデータは、経済産業省(2003)「繊維製品(衣料品)のLCA調査報告書 資料編」の値を用いた流通段階の輸送のCO2排出係数は宅配便1件あたりのCO2係数を用いた。廃棄段階のCO2排出量については、各素材の焼却時のCO2排出を想定し、ウィファブリック提供データを用いた。
・なお、本来ベースラインシナリオの生産量は日本全体の総需要を考慮して設定することが望ましいが、簡単であるため、2倍の生産が行われると仮定した。

 

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