インタビュー/企画

“人も地球も喜ぶファッションの循環を”Re:EDIT(リエディ)様にインタビュー

今回は、トレンドをおさえた豊富な商品ラインナップやその持続可能な企業の在り方などから、今注目を集めているRe:EDIT(リエディ)工藤専務にインタビュー。
ブランドコンセプトやものづくりへのこだわり、サステナブルへの取り組みの数々までお伺いすることができました。ぜひご覧になってください。

ブランドコンセプトに込められた想い

 

Re:EDIT(リエディ)は、「変化を恐れず時代をリードし続ける、強く、気品高く、輝く女性に寄り添うサステナブルかつエシカルなトレンドファッションアイテムをあなたに。」をコンセプトに、2015年に立ち上げたブランドです。

”お客様の一番近くで寄り添うアイテムを通して
毎日を彩り、ファッションを心から楽しんでいただきたい。
今を楽しみ、明るい未来を創るため、輝き続ける女性たちのお手伝いがしたい。
私達のプロダクトを通じてあなたとあなたの大切な人の笑顔とハッピーをつくりたい。”
そんな想いが込められたショップが「Re:EDIT(リエディ)」です。

弊社自体は「洋服を着た時に前向きな気持ちになれる喜びを世の中に届けたい」という想いから2006年に創業。GALSTAR(ギャルスター)というブランドを通し、トレンディーな洋服をお求めやすい価格にてお届けしてきました。

しかしその後、日々の業務に追われ、ブランド運営に携わるスタッフからブランド愛が損なわれつつあったことに気づき、
「どうすれば、スタッフに心の豊かさを、そしてお客さまに本当の洋服の価値を提供できるのだろう?」
と考え始めるようになりました。
スタッフと、当時社会問題となっていたラナプラザ※の映像を見るなど、アパレル業界が抱える課題と向き合う時間も設け、これからのアパレルブランドの在り方についても話し合いました。

その結果、100年後も豊かで活力ある未来をつくるために、持続可能な社会を実現するために、環境持続性に配慮し、エシカルかつサステナブルに製造・販売することが自分たちの責務だという答えに辿り着きました。また、それがお客さまやスタッフをはじめ、創業以来関わってくれた全ての人への恩返しに繋がるのだと考えました。

ブランド名も「再編集」という意味を持つRe:EDIT(リエディ)に改め、ファッションを愛する全ての人を今以上にHAPPYにするべく、再出発することになったのです。

※2013年4月24日、バングラデシュの首都ダッカ近郊で複数の縫製工場が入った複合ビルが崩落。死者1,138人、負傷者2,500人以上を出す大惨事となった。これを機に、世界的にアパレル業界の労働環境が注目を浴びるようになった。

多様なニーズに寄り添う商品展開

 

私たちは、「外見を豊かにすることで内面も豊かになる」という想いでものづくりをしています。
その想いは限られたお客様だけでなく、なるべくたくさんの方のライフスタイルに寄り添うため様々な工夫を凝らしています。

例えば、忙しい時間の中でもおしゃれを楽しんでいただけるように手入れのしやすさなど素材・縫製による実用面にもこだわったり、身長が低い方から高い方まで誰にでも着用頂けるよう幅広くサイズ展開をし、コーディネート提案などを行なっています。

その他には、サイズだけでなくカラーについても、着ていて明るい気持ちになれたり、新しい自分に出会うきっかけになれるよう、チャレンジカラーも含めバリエーションを豊富に取り揃えるようにしています。

 

Re:EDIT(リエディ)商品一覧はこちら→

サステナブルへの取り組み

トレンドとサステナブル

トレンドと聞くとサステナブルと対極にあるイメージですが、弊社の商品はトレンドをおさえた商品でありながらも、耐久性に優れた生地を採用したり、縫製や手入れのしやすさにもこだわるなど、実用的に長く使っていただける商品づくりを心掛けています。

また、サステナブルを考慮して製造すると、今の業界技術ではどうしても価格が高くなってしまいがちですが、弊社ではなるべく事前計画を綿密に立てて、一度に生地を沢山生産できるようにしたり、適時適量発注・予約販売を行うなど、様々な角度から工夫を凝らすことで、サステナブルに考慮した商品でありながらも、手に取りやすい価格でお届けすることができています。

海外の労働環境と向き合って

私たちにとって、事業に携わる全ての人の人権を尊重し、心身の健康と安心・安全を守ることは最重要事項です。ラナプラザでの悲劇を繰り返さない為にも、労働者の安心安全と、環境に配慮していることを証明するWRAP※認定工場での生産を促進しています。

また現在、弊社の公式サイトでは、商品画像にEthicalマークが付いたWRAP認定工場で製造された商品に絞り、検索頂くことも可能です。

※中南米および一部のアジア諸国におけるアパレル業界団体のネットワーク

原材料にもこだわりを

私たちは、地球環境を永続的に守っていくために、オーガニックコットン、リサイクルデニム、リサイクルポリエステルなど、持続可能性の高いサステナビリティに優れた原材料を積極的に採用。

海洋汚染の要因にもなっている廃棄ペットボトルを原料とした、ポリエステルの再生糸も取り入れています。

細部に至るまで地球環境に配慮

限られた資源を有効活用するために、DM等には適正管理された森林木材から生まれた森林認証紙を採用。梱包資材についても、燃焼時に有毒なガスを発生させない袋を採用したり、印字インクも植物由来のものを仕様するなど、商品以外のものに関しても地球環境に配慮しています。

人も地球も喜ぶ循環を

サステナブルに関して、今はみんなが「やり方」を模索している状態。ですので、啓蒙活動が一番重要だと思っています。最終的には、商品を製造する段階から、廃棄しても土に還って循環するという仕組みが整っているのが理想です。

お客さまに対しては、必ずサステナブルを意識してほしいというわけではなく、Re:EDIT(リエディ)で購入した商品を少しでも長く着用頂いたり、去年購入した服とうまくコーディネートしたり、10枚購入する中の1枚だけでもサステナブルな洋服を選んでもらったり、ファッションを楽しみながら、みんなで少しずつ人も地球も喜ぶ循環を作っていければいいですね。

SMASELL(スマセル)との取り組みについて

進みたい方向性が合致

SMASELL(スマセル)の取り組みは、CO2削減量を可視化するなど、単にリセールをするだけでなく背景をしっかり持っているので、感銘を受けました。弊社では、予約販売や受注生産を積極的に行うことで、余剰在庫をなくし最後の1点まで売り切るように心掛けています。そんな中、SMASELL(スマセル)さんの活動を知り、私たちが進みたい方向性と合致しているので、希望を持って安心してお取引することができました。

回収ボックスの設置をスタート

弊社では、作り手から販売までファッションを循環させるために、自分たちができることから積極的に取り組んでいます。
これまでに再生ポリエステルを用いた服の展開など、製造工程においても様々なサスティナビリティを追求してきていますが、また同時にそれを使うだけでなく、廃棄に対しても”二次流通”という手段も取り入れたいと考えるようになりました。
そこでSMASELL(スマセル)さんと協業し、2022年SSの展示会にてお客様のお洋服の回収・再利用を可能にする回収ボックスの設置をスタート。
東京・大阪とそれぞれ2日間開催された展示会当日は、Re:EDIT(リエディ)の商品を普段から愛用くださっているお客様やインフルエンサー・芸能人の方にもご来場頂き、たくさんの古着を回収することができました。回収された衣類に関しては、SMASELL(スマセル)さんにて再販を予定しております。
今後もこういった活動を通して、Re:EDIT(リエディ)に携わる社員からお客様まで、みんなと一緒に少しでも意識を行動に変えていければ嬉しいですね。

Re:EDIT(リエディ)の商品はこちら

SMASELL(スマセル)では、Re:EDIT(リエディ)の商品がお得に購入できます。ぜひ一度ご覧になってください。


※2021年10月7日現在の価格となっています。
※予告なく価格変更及び販売を終了する場合がございます。予めご了承ください。

 

 

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