スマセルについて

「ファッションの持続可能性を考える」スマセルメンバーでリメイクコンテストに参加

スマセルはアパレル在庫の卸売り仕入れサイトです。余剰在庫の廃棄課題に疑問を持ち会社を立ち上げた代表を筆頭に、ブランド価値を守り廃棄せずに完売させられるようなサービスを展開しています!

今回のスマセルマガジンでは、社内で取り組んだ「ファッションリメイクコンテスト」での挑戦についてお伝えします!
普段はファッションを通してお客様と関わっているスマセルですが、実際に生産や流通の工程に携わったことのあるメンバーばかりではありません。
このコンテストを通して服をリメイクし、身近なところからファッションに取り組むことを経験したメンバーたちの声をお届けできたらと思います!

イベント概要

今回参加したイベントは、リメイクコミュニティを運営するatelier HIKITSUGI事務局による「ファッションリメイクコンテスト」

廃棄を減らすために、廃棄される予定の衣類を材料として使用し服をリメイクするというものです。

応募後に運営事務局からリメイクに使用する5着の衣類がランダムに送られてくるので、それらを用いて新しいデザインを自分たちで考え、服を作ります。
3つの部門(プロ部門、服飾学生部門、アマチュア部門)で、それぞれ工夫をこらした作品の応募が集まります!

今回応募したスマセルメンバーは実際に服を作るといったことを経験したことが無かったため、アマチュア部門に挑戦しました。

 

参加者の声

実際に参加したのは社内の女性メンバー5名のチーム!
一人ひとりに制作中や、皆で取り組む中で感じたことについてインタビューをしてみました。

 

▼コンテストに参加した理由

こういった企画にウィファブリックとして応募しようと思ったのはなぜですか?

藤本)皆で一つのことに取り組めたら良いなと思いました。
スマセルの事業はリメイクではないけれど、廃棄課題を解決するという意味で一緒に取り組むことが出来たら良いなと思って自発的に実施。代表の福屋も賛同してくれました。

 

▼リメイク作品のアイデアについて

コロナウィルスによって在宅ワーク社員などもいるため、アイデア出しなどの打ち合わせはオンラインで実施。
一人ひとりが手書きなど工夫をこなし、それぞれが考えてきた発想をシェア。コンセプトなどを話し合いながらデザインが出来上がっていきました。

リメイクした作品のコンセプトや工夫した点について教えて頂けますか?

藤本)作品のタイトルは「初心者でも作れる!夏服リメイクワンピース」です。 特に意識した点は二つで、服を作ったことの無い人でも作れるレベルのデザインであることと、生地を組み合わせたときのバランスが整うようにすることでした。

青木)皆が楽しく賑やかに案を出しあって、皆が「良いね」とまとまるようなアイデアを出すようにしてました。普段の業務では決まったことをしてるので、それまで気付かなかった皆さんのクリエイティブな一面を見れて良かったです。

 

▼どきどきの「裁断式」

生地から作るわけではなく既存の服をリメイクするため、やり直しがきかない点が緊張の瞬間
事前にどこまで裁断するかの目処をつけて、ここはチームで裁断式を実施。服にハサミを入れる緊張感がみんなの中にありました。

運営事務局から送られた服をリメイクのために切った「裁断式」が行われたと聞きました。どんな雰囲気でしたか?

佐々井)裁縫が得意というわけではなくて、裾上げも普段お店でやってもらうので新鮮でした。
服のつくりをまじまじと見ることはあまりないので「こうやって作られてるんやぁ」と初めて体感。

小寺)作業自体が新鮮でしたね。母親として生地を買ってきてバッグを作った経験はありますが、既製品に鋏を入れたことが無かったので。腕の部分を外すだけでノースリーブになって、全然違うものに変わっていく楽しさがあったかな。
あとは、「ここが縫製で繋がってるんだな」という立体的な服の作りに気づきました。

 

▼リメイクの過程

衣類の生産について気付いたことや学んだことは何かありますか?

藤本)(運営事務局から送られてきた材料となる服の作りは)見え感を良くし、ほつれないようにするために細部まで考えられ縫製されていました。それを見ると「一着作るのにどれくらいの時間がかかってるんだろう」と思わざるを得なかったし、店頭で売られている商品ひとつ一つに人の手が加わっている大変さと大切さを覚えました。

青木)普段は当たり前のように金額の安いものが市場に並んでいますが、「安くてもちゃんと作られてるんだな」と思いました。私の作ったバッグだったら大根一本入れたらつぶれる(笑)。低価格でも企業努力が込められてるところに感動しましたね。

あとは、実際に服を作るとなると様々な工程がありますが、ブランドはその工程に関わる皆さんがブランドのコンセプトに共感出来ていることが大切だと体感しました。確立させるのは難しそうですね!

青木さんはお家にある麻袋でバッグやコサージュも作ってくれましたよね。

青木)そうですね。素材の特性を考慮したデザインが大事だと思いました。麻袋だけだったらくたっとなるため裏地を付けて形にしたりと工夫しました。
あとは家にあった麻袋を使ったのですが、アレルギーか何かで湿疹が出来てしまったので生地の安全性も大切だと思いました。

 

▼ついにリメイク作品の完成!

Before

After

 

完成した作品の感想を教えてください!

佐々井)藤本さんも夜なべして作ったと言ってて、全体的に綺麗な作りだなって思いました。服作りって難しい。(自分たちが作ったものは)形を変えるだけのレベルだったけれどそれでも難しかったので。1から作るとなったらそういう知識などが無いととても大変なんだろうなと改めて実感しました。

小寺)「もともと届いた服ってどんなんやっけ」と思うくらい、完全に物が変わりました!
昔は「家で服を作るってダサい」という風潮がありました。お母さんが作ってくれた服や、アップリケをつけられたらダサいみたいな(笑)。でもコンクールで予選通過した作品を見ると全部クリエイティブが素敵。
今回はアイデアを思いついてから制作まで短い時間でしたが、「もっと色々なことが出来そうだな」と妄想が広がりました。そういった可能性をアイデアとしてスマセルから発信するのもアリかもしれないですね。

弊社のクレド(行動規範)に「全メンバーが創造力を発揮し、ファッション業界のパイオニアになろう」というものがありますもんね。

小寺)そうそう、私はアパレルが大好きで携わりたくて色んな職に就いてきました。

ただ最近はファッションが「なんだっていい」「高級ブランドじゃなくていい」「手っ取り早かったらいい」と無下に扱われることもある。服もただの「着るもの」じゃなくて思い出もくっ付いてくると思いますし、要らない物はすぐ廃棄っていう流れを無くしていける流れの一部になれたら良いなと思って弊社にジョインしました。

 

▼チームとなって取り組む

チームとなって取り組んでみていかがでしたか?

佐々井)皆で考えたり作ることは社内のコミュニケーションに繋がりました。
アイデア出しでその人たちが何を考えているのか、何が好きなのかなど、その人自身を知ることが出来たきっかけにもなったので良かったです。
今回参加することで服作りの過程などの大変さも学べましたし、自社のビジョンにも関わっている課題にフォーカスしたイベントに参加し続けることで、色々知識が得られると思います。

小寺)コロナウィルスの影響で在宅勤務だったので対面で会えることが少なかったのですが、オンラインなどを駆使してコミュニケーションも取れたのでよかった。やっぱりウィファブリックの皆でやったことに価値を感じますね。色んな意見が出やすくて、皆だからこそトライできたし、大事な機会だったと思います。その人がどういうこと考えてるか、何が好きなのかも分かったし、その人を知るっていうのも出来たから良かったと思う。

 

▼今後

他に、今後やってみたいと思っている企画などはありますか?

藤本)リメイクも一つの形だと思いますが、時間というコストが大きいなと思いました。そのままでも使ってくれる人がいるならやはりそれがベストかもと思ったり。スマセルが今まさに実践していることですね。
でも来年も応募して次こそは受賞を目指したいですね!笑

佐々井)ウィファブリックのビジョンに繋がる点にフォーカスしたイベントに参加し続けることで、色んな知らない知識とか得られると思う。今回服作ることに参加することで、作る過程とか考えられた。みんなで考えるとか作るっていうのは社内のコミュニケーションにもなるし、またこのような企画があれば参加したいですね!

 

おわりに

こうやって作り上げられたリメイク作品で応募をしましたが、結果は残念ながら落選。
審査通過作品はどれも本当に素敵でアイデア力抜群なので、悔しいながらもグランプリ発表が楽しみです。

今回のコンテスト応募を通して、普段の業務では感じることの出来ない服作りの難しさややりがい、そして色々な方法でファッションをもっと楽しく持続可能なものにすることの可能性を感じられました。

結果は残念でしたが、「皆で取り組むこと自体に価値を感じた」というメンバーは多かったと思います。
弊社のメンバー皆のクリエイティブの力を結集することでアイデアが湧いたり突破口を見出すことはこれからも大事にしていきたいですね!

スマセルの取り組みや想いについて詳しく知りたい方はこちら

 

 

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