近年のアパレル業界では、消費者の好みの多様化や製造コストを下げるための大量発注などにより、毎期大量の在庫を抱えてしまうメーカーが少なくありません。
また2020年からはコロナ禍で外出の機会が減り、ごく一部のメーカーをのぞいてはアパレルの販売点数はますます低下の一途をたどっています。
保管にも廃棄にも費用がかかるアパレルの在庫を、なんとかして売り切りたい…。
そんなときの選択肢の1つに「在庫買取業者(バッタ屋)」があります。
しかし、
「たしかに在庫は減らしたいが、一時流通に悪影響が出るのでは?」
「どこで売られるか分からず、ブランドイメージ毀損が心配」
「在庫買取のシステムがどのようなものか分からないので、社として利用するのが不安」
そう考えて二の足を踏んでいるメーカーや担当者も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、在庫買取についての疑問や不安に対し、のべ1500以上のブランド出品数を誇る「スマセル」から回避策やおすすめの方法を紹介します。
「在庫買取」の不安点とは?
「在庫買取」とは、メーカーの在庫を一括で買い取る仕組みのことです。
さまざまなジャンルの商品が在庫買取で流通していますが、アパレル、なかでもレディースファッションの取り扱い数は非常に大きな割合を占めています。
アパレルの在庫買取を利用するにあたっては、次のような不安を抱くメーカーが多いのではないでしょうか。
在庫買取の不安点①販売先が分からない
在庫買取は、商品の種類や元の価格にかかわらず業者が一括で買い取る形式になります。
アイテムごとの価格設定などが不要で手間をかけずに大量に売りさばけますが、自社ブランドのアパレルがどこでどのように販売されるのかは不明。
指定した販路以外に販売されるケースも多々あるなかで、自社店舗へのダメージを考えると利用をためらってしまうかもしれません。
在庫買取の不安点②買取価格の低下
一括買取では、1点あたりの買取価格は非常に安くなるのが一般的で、最終買取掛け率がメーカー希望小売価格の5%以下になってしまうことも多く見受けられます。
買取商品のうち原価率の高い商品が多ければ、最終的な利益はさらに下がってしまいます。
在庫買取の不安点③ブランドイメージの毀損
「在庫買取」とひとことで言っても、扱う商品の傾向は業者によって異なります。
洋服や小物などのアパレルだけでなく、化粧品や生活雑貨・おもちゃまで広く扱う業者、国内メーカー中心か海外製品が多いのか、安さを最優先するのか商品のクオリティを重視するのか…。
自社店舗や販売サイトを持った一括買取業者であれば、一緒に売られる商品のイメージが自社ブランドにも影響するため、ユーザーの視点でどう見えるのかのチェックは必須です。
それが自社ブランドにとって好ましくないイメージだった場合、買取の条件がよくても利用できないケースもあるでしょう。
一括買取の不安は「スマセル」で解消!
いっぽう「スマセル」では、買取にあたってはアパレル業界に精通した専任の営業担当が責任を持って事前にヒアリングし販売条件を決めて出品するため、自社のアパレルが思いもよらぬ場所や価格で売られてしまう…という心配がありません。
スマセルでは、3つの販売および買取形式をご用意しています。
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一括買取で在庫をすばやく現金化できるほか、自己出品や委託販売といった利益率を高める選択肢もあります。
後者ではブランド側が任意で販売価格を決定でき、販売掛け率も比較的幅広いレンジに対応可能。
一般的な一括買取業者と比べ自由度が高いのがスマセルのメリットです。
またスマセルでは、国内メーカーのレディースファッションを中心にアパレルに特化し、プロパー商品から1~3年前のキャリー品、B品、キャンセル品まで、ファッション感度の高いユーザー向け商品をメインに取り扱っています。
すでに多数の有名ブランド出品の実績があり、ブランドイメージを下げることなく安心してご利用いただけます。
スマセルには、ほかにもこんなメリットが
スマセルの買取販売を利用した場合、その他にも次のような意外なメリットがあります。
正規ショップへの新たな導線
プロパーの商品は購入したことがなかったユーザーが、スマセルでの購入をきっかけにブランドの魅力を知り、正規ショップへ足を運ぶようになった…という事例もあります。
これまでリーチできなかった層へ、潜在的な顧客の掘り起こしにも有効です。
少量の在庫も買取可能
サイズやカラーの揃わない少量の在庫は、それぞれの点数は少なくても「チリも積もれば山となる」の例えどおり、しだいに倉庫を圧迫しコストが増大してしまいます。
一括買取業者では100点以上などの大ロットを条件にしていることもしばしばありますが、スマセルでは端数の在庫も買取の相談に応じています。
SDGs参画で企業の取り組み・姿勢を示せる
今日、アパレル業界の廃棄の多さは世界的な問題となっています。
スマセルの事業はもともと、「廃棄のない循環型社会」を目指すところからスタートしています。
スマセルでの在庫販売と廃棄の削減は、国連に採択されたSDGsの17のゴール達成に貢献したという社会的なアピールにもつながります。
【スマセルが貢献する目標】
売り手・買い手の双方にとって貢献度をわかりやすく知っていただける企画として「Cool the Earth Project」があります。
Cool the Earth Projectについて詳しく見てみる
Tシャツ等のファッションアイテムごとに、在庫を廃棄せず再流通させた場合のCO2削減量を可視化しており、それぞれの販売した数に応じて合計数値も見ていただけるようになっています。
自社の環境課題への取り組みの一環として貢献数値をご確認・ご活用ください。
アパレルの在庫買取サイトなら「スマセル」
スマセルは、アパレル在庫をかかえたサプライヤーとユーザーを繋ぐサスティナブルアウトレットモールです。
2021年時点で数万単位のユーザーと即取引が可能なため、出店後にすぐに在庫が数万点規模で売り切れてしまったり、毎月1000万以上を販売したりといったサプライヤーの事例も数多くあります。
自己出品・委託・買取販売、いずれもご不明な点はスマセル専任営業がサポートいたします。
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