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アパレル業界を牽引するアダストリア様にCSR活動についてインタビュー

アパレル業界を牽引するアダストリア様にCSR活動についてインタビュー

今回はGLOBAL WORKやLOWRYS FARM、niko and …、LEPSIMなど、国内外で44ブランド、約1,440店舗を展開するファッションカジュアル専門店チェーン アダストリア様に、実施されているサスティナビリティ活動から今話題のライフスタイルブランドO0u(オー・ゼロ・ユー)での取り組み、大阪モード学園様との産学連携企画での感想などについて幅広くインタビュー。

アパレル業界を牽引する大企業ならではの、先進的な取り組みの数々を詳しくお伺いすることができました。

ファッションのワクワクを、未来まで

アダストリアでは、「Play fashion!」をミッションに掲げていて、これを実現するためにどのようなサスティナビリティ活動をするべきかを考えてきました。

ファッションが齎してくれるワクワク感や高揚感、日々の豊かさなどを、持続可能にしていく事業の在り方に変化していければという想いから、「ファッションのワクワクを、未来まで。」をサスティナビリティポリシーに設定。10年以上もの間、環境、人、地域の3つをサスティナビリティの重点テーマに定め、そのテーマごとにファッションという事業を通じて、社会課題の解決を目指しています。

環境を守る

私たちの商品やサービスは、多くの資源やエネルギーのもとで成り立っています。環境問題が世界規模で深刻化する今、課題解決に向けて継続して活動することが必要です。

そこで私たちは、商品の素材や加工方法などを見直すことで未来に繋がるものづくりを目指しています。例えば、私たちの商品は多くのコットンを使用しているので、2025年までにコットンを使用した全ての商品にサスティナブルな原料を取り入れることを目標にしています。

営業活動については、環境への配慮との両立を目指しています。まず私たちが取り組めることとして、マイバッグの利用を推進し、お客さまとともに環境への負担を減らす活動を2015年度より継続しています。昨年度は新しいショッピングのスタイルを提案すべく、「REBAGシュウカン」キャンペーンを通じて計73万枚のエコバッグをお客さまに配布し、約277万枚のショッピングバッグを削減することが出来ました。今後は営業活動で使っているエネルギー使用量の把握や資材を見直していければと考えています。

ファッションロス(衣料品廃棄)の観点では、衣料品在庫の焼却廃棄をゼロにすることを決定し、「作りすぎず、活用し、循環させる」を基本姿勢としています。具体的な活動としては、お客さまの不要な衣類品を回収し新しい資源にリサイクルする取り組み「Play Cycle!」や、子ども服のシェアリングサービス「KIDSROME」、アップサイクルブランド「FROMSTOCK」などを通じて、ファッションロスのない世界を目指しています。

人を輝かせる

私たちの事業は、お客さまや従業員をはじめとする多くの「人」によって支えられています。ですから、すべての人がファッションによって人生やキャリアを楽しむことができるように応援することが、私たちの果たすべき責任と考えています。

年齢や性別、国籍、障がいの有無、性的指向などに関わらず、多彩な個性を尊重し認め合う組織を目指していて、そのためにまず大切なのは、誰もが自分の個性を発揮でき、いきいきと働き成長できる就業環境や仕組みをつくることだと思っています。

また、自分らしくファッションを楽しめる社会であってほしいという願いから、障がいのある方にとっても着用しやすいマスクの開発・発売や、LGBTQsに対する理解を促進し、あらゆるセクシュアリティの方がファッションを楽しめるようにTOKYO RAINBOW PRIDEへ参加したり、カミングアウト・フォト・プロジェクト「OUT IN JAPAN」の活動を支援するなど、それぞれの持つ個性を輝かせることができる社会づくりにも取り組んでいます。

地域と成長する

1953年茨城県水戸市で創業以来、アダストリアは地域の方々に支えられ発展してきました。そんな背景からも地域に貢献したいという想いが強く、私たちがビジネスを展開することによって、その地域が活性化し社会が発展するような「なくてはならぬ存在」を目指し、企業活動を行っています。

創業地への貢献活動はもちろんですが、各出店地域でそれぞれの地域に根付いた地域密着型の運営を目指しています。例えば、地域とコラボレーションした商品開発であったり、地域で有名なお店の商品をノベルティーとして配布するなどを行っています。

また、私たちの商品は世界のさまざまな地域で生産されています。ともに成長し合い、良好なパートナーシップのもとで商品を調達し続けるために、調達方針とガイドラインを定め取引先に遵守を求めています。例えば、工場への訪問を通じて定期的に労働環境やその工場が地域に与える影響などを確認しています。

2017年に会社全体でこの仕組みを整え、より良いパートナーシップ関係にある自社生産背景の工場をパートナー工場に認定する取り組みも行っています。2023年にはほとんどの自社生産背景の商品をパートナー工場で生産できるよう進めています。

風通しの良さが社内浸透に繋がる

アダストリアは上下関係なく気軽に話せる風通しの良い職場環境です。これまで何度かサスティナビリティの重要性や社会状況を役員をはじめ社内全体に向けて発信する機会が多数あったこともあり、社員一丸となって多岐に渡りサスティナビリティ活動ができているのだと思います。

近年、世界中でSDGsが注目され始めたことや、こういった取材への対応、他社の積極的な取り組みなどを見て、社内でもサスティナビリティへの意識がさらに高まったように感じます。

これからも、全体朝礼や店長会議などの場でサスティナビリティについて伝える機会を設けたり、冊子やSNSを通じて社内に情報発信することで、社内一人ひとりへの意識定着を目指していきたいです。

 

サーキュラーエコノミーを実現するO0u(オー・ゼロ・ユー)

以前からサスティナビリティを軸においたブランドは絶対に必要だと感じていました。新しいチャレンジはスピード感が大切なので昨年、サスティナブルな社会とアパレルサーキュラーエコノミーを実現するための子会社「ADOORLINK(アドアーリンク)」を立ち上げました。

そこで誕生したライフスタイルブランドO0u(オー・ゼロ・ユー)では、すべての商品にサスティナブルファブリックを使うことに始まり、すべての工程を通じて「ながく続く」と「無駄を省く」を徹底しています。

また販売するすべてのアパレル商品に対して、環境負荷を見える化する指標を使用し、環境への影響を数値化しています。それだけではお客さまがピンとこない部分もあるので、CO₂排出量は杉何本分の削減効果なのか水使用量はペットボトル何本分なのか各製品のスコアに応じて、4領域(温暖化・水不足・資源枯渇・水質汚染)の環境負荷を三段階で表示しています。

今後、O0u(オー・ゼロ・ユー)のお客さまの反応を見て、良い部分は積極的にもアダストリアにも生かしていけたらと考えています。

 

 

スマセルの先進的な取り組みに驚きました

まず、スマセルがCO削減量の可視化をどこよりも先駆けて実施されていることに驚きました。どのアパレル企業もやろうと試みているところを、模索しながらチャレンジされている姿勢が素晴らしいなと思っています。

今後アパレル業界全体が、スマセルのスピード感ある取り組みに刺激を受けて、良い方向に向かっていけばいいなと思います。

アダストリア×スマセル×大阪モード学園 産学連携企画について

大阪モード学園の学生さんに弊社のサンプル品をご提供し、そのサンプル品を用いてスタイリング商品の企画から提案、実際にスマセルを通し出品・販売するところまでを実施していただきました。

スタイリングを行うことで、より商品を魅力的に見せ、付加価値をつけ、さらにはそれに対しスマセルユーザーにお金を支払って頂くという貴重な経験をしていただけたのではないでしょうか。

入賞された学生さんはもちろん、その他の方にとっても、学生時代に企業と関わるという経験自体が、有意義な時間になったのではないかと思います。

私たち自身も今回のような取り組みが、次世代を育成していくことに繋がっていくのだと感じることができました。これからもこのような取り組みを通して、ファッションを循環させていく大切さを次世代に伝えていきたいですね。

【産業連携企画について詳しくはこちら】

大阪モード学園・アダストリア・スマセルの 3 者によって、 産学連携の取り組みがスタート !

https://blog.smasell.jp/archives/3437

「大阪モード学園、アダストリア、スマセル」による産学連携企画の表彰者を発表!

https://blog.smasell.jp/archives/3926

 

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