ファッション業界の将来を担う学生にリアルな社会体験が出来る場を提供するため、スマセルと大阪モード学園でサスティナブルスタイルプロジェクトを実施いたしました!
そしてその教材提供として株式会社アダストリアが参画し、3 者による産学連携の取り組みがスタート。
そして、先日 12 月 9 日に弊社代表福屋が大阪モード学園スタイリスト学科の学生へ衣料品廃棄問題に関する講義を行いました。
今回は取り組みの内容をご紹介させていただきます。
1)スマセル誕生のきっかけ
「アパレル在庫の卸売り・仕入れサイトSMASELL(スマセル)」は、アパレルの滞留在庫の販売に困っているメーカーや通販会社等のサプライヤーが出品し、それらをフリマアプリやライブコマース等を用いて販売する個人バイヤーが゙購入できるオンラインマッチングプラットフォームです。
スマセルが生まれた背景には、「衣料品廃棄問題」があります。
世界で一年に廃棄されている衣料品の数は年間約220億枚。
その半数がちょっとした理由で滞留在庫となり一度も着られずに廃棄されています。
廃棄物の焼却処理に伴い二酸化炭素の排出が増え、環境にも大きな影響を与えているのです。服として作られた商品がその役割を全うし焼却されないように、「一着でも多くの服を必要としている人に届けたい」その想いから服を循環させるスマセルという場を作り、衣料品廃棄問題に貢献しています。
さらに、スマセルへ出品された商品1つ1つに「CO2削減量◯◯g」といった数値が見える化されています。これはスマセル上での売買成約によってどれほどの二酸化炭素量の削減・環境保全に繋がっているかをご覧いただける「Cool the Earth Project(クールジアースプロジェクト」という業界では日本初の機能です。
皆さんの貢献指数を知っていただき、またもっと多くの人に広まっててほしいという想いで取り組みました。
マイページでご自身の二酸化炭素削減量を確認することが出来るので、ぜひご覧になってみて下さい。
2)今回のプロジェクトが実施に至った経緯
上記で説明したように、スマセルが衣料品廃棄問題に取り組んでいることから、大阪モード学園よりコラボの依頼がありました。ファッション業界の将来を担う学生にリアルな社会体験が出来る場を提供したい!とのことで、
大阪モード学園スタイリスト学科の学生さんがコーディネートを組んだスタイリング商品をスマセルで出品する、「Sustainable Styleプロジェクト」が始まりました。
そこへ賛同を示し、スタイリング教材としてサンプル品を提供して下さったのが、株式会社アダストリア。「ファッションロスのない世界」を CSR 活動ビジョンのひとつに掲げており、衣料品の焼却廃棄を無くすためのサスティナブルな活動の一つとして、今回プロジェクトへの参画してくださいました。
今回のプロジェクトでは、学生が企画提案したスタイリング商品を実際にスマセルへに出品されることが決まっています。スマセルバイヤーに販売することで、自分好みのコーディネート提案をするのではなく、バイヤーが求める”商品”としてのコーディネート組みを行っていただきます。
さらにECサイト上で魅力的に見える写真の撮り方や説明文、タイトルなどを考えていただくといった、学校では学ぶことが出来ない実践的な経験を積むことが出来ます。
また、単品売りではなくトータルのスタイリング提案を行うことで、より商品を魅力的に見せ、付加価値をつけた販売促進に繋がります。
先日行われた弊社代表による大阪モード学園学生への講義にて、アパレル業界課題とスマセルが取り組んでいること、課題として学生のみなさんに取り組んでもらう意義をお話しました。こういった知見を通して、将来のファッション業界を担う学生に多角的な視野を持ってもらいたいと考えています。
講義後の質疑応答も活発で、学生から積極的な質問が飛び交い、本課題や企画へ非常に関心を持ってもらえていることが伝わりました。
今後出来上がるコーディネートが楽しみですね。
3)今後のスケジュール
今後のスケジュールとして、2021年1月に学生達によるスタイリングの撮影が行われ、2月にはコーディネートされた洋服セットがスマセル出品予定です。
学生が考えたコーディネートをぜひ、お楽しみにお待ちください!
お得に買って、地球を守る。
Sustainable Outlet Mall
今すぐスマセルを使ってみる!
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