コロナウィルス感染症による緊急事態宣言から早2ヶ月。
今では少しずつ外出する方も増えてきましたが、まだまだアパレル業界への影響は大きく、また今回のことによって業界としての今後のあり方についても急激な変化が求められています。
今回はそんなコロナによるアパレル業界やファッションへの影響に関する記事を4本紹介したいと思います!
1 コロナによるレンタルファッションへの影響について
レンタルファッションのゆくえ。ポストコロナは「買う」から「借りる」の時代になるのか?(Vogue)
レンタルファッションは月額で衣類をレンタルできるサブスク型ビジネスのことで、シェアリングエコノミーの浸透とともにアパレル業界でも新しいビジネスのあり方として流行していました。
しかし、外出自粛により着まわす必要の無くなったファッションスタイルの変化や、衛生上の問題により人の手に渡った衣類を着ることに抵抗感があることなどから、一時はレンタルビジネスにも苦境が訪れたかのように見えました。
近年サスティナブルなライフスタイルへの共感が高まっている中で、懸念点が解消された場合には再度盛り上がりを見せる可能性が高いとされています。
2 コロナによる、「アイデンティティの一部としてのファッション」への影響
米国:新型コロナが「ファッション」の世界を変える(オルタナ)
外出自粛期間中は、自粛前と同じように仕事着を着たりメイクを続ける人も居れば、外出しないからこそ部屋着を新調したり時間をかけて準備する人も居ることをアメリカのメディアが取り上げました。
セルフコントロールによるストレス軽減や自己表現によるモチベーション向上など、ファッションは私たちの生活に無くてはならない要素となっています。
世の中の変化に伴い、ファッションはこれからどのように変わっていくのでしょうか?
3 情勢とコロナ後のアパレル業界の変革予測
小島健輔リポート エシカル&DX急進で過剰供給も終焉 コロナ後のアパレル業界(WWD)
アパレル業界の現状に変化が訪れることは必至であり、仕入れ動向からECシフト、リモート接客、コスト圧縮など予測されているトレンドがあります。
こちらの記事では、「ファッション業界のご意見番」である小島氏がコロナ後のアパレル業界について6つの切り口から解説しています。
4 『VOGUE』主催のオンラインカンファレンスで百貨店オーナーやCEOが語ったことは?
問われるファッション業界の品格──ポスト・コロナの店舗の未来。【VOGUE GLOBAL CONVERSATIONSレポート】(Vogue)
実店舗があることが当たり前だと捉えられてきた時代に訪れたコロナ危機。
コロナ前までは実店舗とEコマース両方を活用するオムニチャネルが台頭していましたが、今後はそもそも実店舗の必要性が問われたり、顧客に寄り添い安心を与える場所になることが求められるなど変化が必要となってきそうです。
実店舗を持つ企業はどう対応していくべきなのか?またEコマースはどう変化していくのか?ファッション業界の最前線を見ているリーダーたちの見解を得られる記事になっています。
アパレル業界の今後に関する記事、いかがでしたか?
ファッション業界も様々な角度からの改革が必要となってきました。
業界内の方だけでなく、より多くの人にファッションのこと・これからのことを知っていただきたいと思い、本題材にてまとめました。
スマセルも関わる皆様とファッションをもっと楽しく持続可能なものに出来るよう、様々な取り組みを続けてまいります。
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