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洋服の廃棄方法とメリットを徹底解説!タイミングや注意点なども紹介

洋服の廃棄方法とメリットを徹底解説!タイミングや注意点なども紹介

「洋服を廃棄して部屋をきれいにしたい」と思っても、どのように廃棄すればよいのか迷ったことはないでしょうか?

この記事では、洋服を廃棄する方法やメリット・廃棄するタイミングなどを解説していきます。

廃棄を減らす方法や注意点なども紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

 

洋服の廃棄方法

 

洋服の廃棄方法はたくさんありますが、主要な6つの方法をご紹介します。

1.一般ごみとして廃棄する

洋服を家庭から出るゴミとして廃棄するときは、自治体ごとのルールに従います。ほとんどの自治体では可燃ごみとして扱いますが、一部例外なところもあるようです。

たとえば横浜市では、洋服を「資源ごみ」として処理しています。可燃ごみとして廃棄しても、取り扱ってくれないので注意してください。

他にも福岡県福岡市では、洋服の「リユース(再利用)」が推奨されています。

一般ごみとして廃棄できるからと言って、自宅で焼却処分するのは控えましょう。国内では焚き火が原因で、毎年4,000件以上の火災が発生しています。また、廃棄物の処理と清掃に関する法律でも、廃棄物の焼却処分は禁止されています。違反すると「五年以下の懲役若しくは千万円以下の罰金」が科されますので注意しましょう。

2.リサイクルショップに売却

購入してから3年以内の洋服であれば、リサイクルショップに売却するのもオススメです。春夏シーズンは冬に、秋冬ものは夏に売るようにします。ダメージがひどかったり、タバコなどの匂いがついている場合は、査定額も低くなるようです。

DonDonDown on Wednesday(ドンドンダウン・オン・ウェンズデイ)

関東・北海道・東北などに店舗を構えるリサイクルショップです。宅配買取には対応していませんが、ブランドもの関係なくあらゆるジャンルの洋服を買い取ってくれます。

セカンドストリート

全国に500店舗以上展開しているリサイクルショップです。宅配買取・出張買取にも対応しています。 洋服だけでなく楽器や家具類などの買取も可能です。

ZOZOTOWN

洋服全般を買い取っているファッションサイトです。買取申し込みをすると返送用の袋が届きます。ブランドものの買取にオススメです。

URUURU(ウルウル)

ブランドもの専門の買取店です。宅配買取にも対応しています。

ブランディア

ブランドものの買取店です。宅配買取に対応しており、査定額が気に入らなければキャンセルもできます。

3.フリーマーケットに出品

着られるような服が大量にある場合は、フリーマーケットに出品するのもオススメです。非ブランド服・子供服などでも、売却することができます。フリーマーケットの開催情報は、フリマガイドというサイトで調べられます。参加するには出品料金が必要です。

参加するマーケットが決まったら、主催者側に連絡を取ります。出品料金は1,000円程度、多くても数千円です。大量に売却したい場合は大規模なブースを利用しましょう。

4.シェアリングサービス

シェアリングサービスとは、洋服をユーザー同士で共有するサービスです。洋服を廃棄しなくても、活用できるサービスとして人気を集めています。

xChange(エクスチェンジ)

洋服のシェアリングサービスです。ウェブサイト上で場所・日時を確認して、会場に洋服を持って行きます。ほかの洋服も出品されているため、自由に欲しい洋服を手に入れることも可能です。出品される洋服にはストーリー性があるものも多いので、ユーザー同士のコミュニケーションの場としても活用できます。

5.販売店の回収ボックス

大手衣料品メーカーやデパートなどでは、回収ボックスを設置しリサイクルや下取りを行っています。回収時期は、お店によって異なります。

【回収ボックス置いているお店】

  • 無印良品
  • ユニクロとGU(ジーユー)
  • H&M
  • スーツの青木
  • 丸井(マルイグループ)
  • ルミネ

6.必要な方へ無償譲渡する

必要なくなった洋服は、寄付することもできます。回収した洋服の利用方法は、募集団体によって、まちまちです。服飾の教育教材となることもありますし、ワクチンに変わることもあります。

古着でワクチン

ゼクシィBaby・日本リユースシステム株式会社・認定NPO法人によって共同運営されているサイトです。1口当たり3,000円の専用キットから、5人分のポリオワクチンを生成できます。古着を選別する作業など、発展途上国の雇用にも貢献できます。

LOOB(ロオブ)

2001年にフィリピンで設立された特定非営利活動法人です。洋服だけでなく、靴・文房具・楽器・血圧計などを寄付できます。国際小包での発送となり、送料は発送する側が負担します。熱帯地域のフィリピンへの寄付となるため、コートやスーツなどの冬物衣料は送れません。

わかちあいプロジェクト

1992年から始まった難民支援活動です。年に一回、開発途上国に洋服を寄付しています。洋服を寄付する時は、ダンボール一個につき1,500円の募金が必要です。

日本リ・ファッション協会

廃棄予定の洋服を、服育の教材や障害者福祉施設などへ寄付できます。送料はこちら持ちで、季節ごとに募集する衣類が変わります。

フクサポ

送料無料で洋服を寄付できるNPO法人です。ダンボール1箱の寄付効果は、約1平米の地雷除去作業に匹敵します。現在は、倉庫が足りなくなったため、平成31年6月4日(火)まで休業中です。洋服だけでなく、カバン・靴・ハンカチ・ベルトなども寄付できます。

ワールドギフト

世界85カ国に、物資を送っている国際社会支援推進会です。再利用にかかるすべての費用を負担する必要がありますが、家電・ベビー用品など幅広い物品を寄付することができます。

 

洋服を廃棄するメリット

 

1.どこに何があるかわかりやすくなる

洋服を廃棄すると部屋の中が綺麗になるため、どこに何があるかわかりやすくなります。洋服が多すぎると、部屋のあちらこちらに洋服の山ができます。このような状態では、探し物もろくに見つけられません。

2.気分がすっきりする

部屋が綺麗になると、考え方が前向きになり気分もすっきりします。足の踏み場もないような部屋だと、リラックスした空間とはいえません。部屋をきれいにしようと思うだけでも、前向きな気持ちになるはずです。

3.ムダな出費を抑えられる

洋服の量をコントロールすることで、ムダな出費を抑えられます。どこに何があるのかわかる状態にすれば、同じようなものを買ったり、必要のないものを買うこともないでしょう。

4.時間を節約できる

洋服が多いすぎると、年中探し物に時間を使うことになります。たとえ数十分ほどの時間であっても、年単位で見ればバカにできません。

 

洋服を廃棄する時期

 

1.ダメージが目立つ

「ボタンが外れている」「糸がほつれている」などがあるなら、廃棄することも考えましましょう。少し修繕すれば着られるという場合でも、実行できないなら処分したほうがマシです。修繕コストが廃棄コストを上回るようなら、専門店に頼むのもオススメしません。

2.2年間着用していない

2年間着ていない洋服であれば、今後も着ることはないでしょうから、思い切って廃棄してしまいましょう。もったいないからと言って放置することだけは避けてください。新品同様品やブランドものなどは、専門店に売却するなどしてお金に換えることもできます。

3.興味がわかなくなった時

見た目でワクワクしない洋服を、これから着ることはほとんどありません。懐かしさを感じるだけの洋服も同様です。

 

洋服廃棄を減らすには

1.誰がいつ着るのかを明確にする

洋服の廃棄を減らすには、誰がいつ着るのかを明確にすることが大切です。誰が着るのかを明確にできれば、放置する服が減り、洋服の廃棄量も減ります。誰がいつ着るのか曖昧なものは、購入するべきではありません。

2.新しい衣装ケースを買わない

洋服が増えていっても、新しい収納ケースを買わないようにしましょう。衣装ケースに洋服を収納しても、部屋の面積自体はかわりません。実際は、廃棄する洋服の量が増えただけです。

3.同じジャンルの洋服を買わない

同じジャンルの商品でも、ジャケットやスカートなどお気に入りのものがあると、好みのものだけを着がちです。インナーや下着などは小さいので構いませんが、大きめの洋服は同じものばかりにならないように調節することが大切です。

 

洋服廃棄の注意点・ポイント

1.リサイクルは期待できない

「洋服を廃棄してもリサイクルすれば大丈夫」というのは幻想です。たとえばコットン素材の洋服は、リサイクルすると純粋なコットンではなくなります。化学物質で分解するため、まったく異なる製品に生まれ変わります。

また、リサイクルは商品化するまでに長い年月を必要とするため、洋服を廃棄しても再利用されるとは限りません。リサイクルがしたいなら、廃棄量を少なくすることが効果的です。

2.着られない洋服は廃棄する

「体型が変わって着られなくなった」「流行が過ぎた」など、現在着ることができない洋服は廃棄するのがオススメです。とくにポリウレタンを原料とするものは、空気中の水と反応するため2~3年で劣化します。着られなくなったと思ったときが、廃棄する最高のタイミングです。

 

まとめ

洋服は、放置していると瞬く間に増えていきます。部屋のあちらこちらに山積みになっていると、部屋のスペースを圧迫してしまいかねません。廃棄に手間をかけたくないなら、同じジャンルの商品を買わないようにするなどの工夫が必要です。

モノによっては、一般ごみとして扱うよりも、フリーマーケットなどで売却する方がよいでしょう。どれを選ぶにせよ、自分に合った方法で廃棄することが大切です。

 

(スマセルマガジン編集部)

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